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とっとり伝統芸能まつり

■主催

鳥取県

鳥取県教育委員会

■運営主体

(NPO)プロデュースハレ

 



三朝町さいとりさし踊り保存会(三朝町)

演目 さいとりさし

天下御免の鑑札を持つ「さいとりさし(※)」は、権力を笠に着て各地に出かけ、時には殺生禁断の神社仏閣の境内を荒らし回って鳥を捕っていました。こうした振る舞いに対して根強い反感を抱いた民衆が、さいとりさしが鳥を捕る様子を身振り手振りで狂言風に踊ったことが始まりと伝えられ、鳥を捕ることから転じて「嫁をとる」「福をとる」祝狂言として伝承されてきました。
保存会は昭和17年(1942年)の設立以来保存伝承に励み、近年は三徳山炎の祭典などのイベントや三朝温泉「あったか座」への出演など活発に活動しています。昭和49年(1974年)鳥取県無形民俗文化財指定。
※さいとりさし…漢字で「刺鳥刺」と書き、鷹狩に使う   
 鷹の餌にする鳥を捕ることを仕事とした者の職名